ST.ELMO'S FIRE ('85)

Directed by Joel Schumacher
Writen by Joel Schumacher & Carl Kurlander
Cast:
Emilio Estevez as Kirby Keger
Rob Lowe as Billy Hicks
Andrew McCarthy as Kevin Dolenz
Demi Moore as Jules Jacoby

Judd Nelson as Alec Newbary
Ally Sheedy as Leslie Hunter
Mare winningham as Wendy Beamish
Andie MacDowell as dale Biberman
 セント・エルモス・ファイアー
監督:ジョエル・シュマッチャー / 脚本:ジョエル・シュマッチャー、カール・カーランダー
キャスト:エミリオ・エステベス(カービー) /ロブ・ロウ(ビリー) / アンドリュー・マッカーシー(ケビン) /デミ・ムーア(ジュールス) / ジャド・ネルソン(アレック) /アリー・シーディー(レズリー) / メア・ウィニンガム(ウェンディ) / アンディ・マクダウェル(デイル)


 大学を卒業して4ヶ月、ビリーとウェンディの事故を機に集まった同窓生7人。社会へ飛び出したばかりの彼等は悩みや苦しみを抱え、時には挫折しながらも成長していく…という話(簡潔にまとめすぎ)。
 エミリオ演じるカービーは弁護士になるべく勉強中だったが、ビリーとウェンディの事故を聞き駈け付けた病院で大学時代の憧れの女性・デイルに偶然再会。女医であるデイルの気を引こうと職をころころ変えたり付きまとったりと、その情熱たるや今で言う“ストーカー”に近いものが…。恋人とスキーに来ていたデイルを雪山まで追い掛けて行き、見事キスにこぎつけ帰りの途では大喜び。自己完結しちゃってるカービーの純情さがいい。妻子持ちにもかかわらず学生気分が抜けず、いつでもどこでも女の子に声を掛けフラフラしているビリー。そんなビリーを放っておけないウェンディは福祉の仕事に携わるお金持ちのお嬢さん。微妙な距離を保ちつつも、奥さんに三行半をつきつけられたビリーを温かく迎える。アレックは議員事務所に勤め、仲間からも慕われるエリート。レズリーと同棲しているが、アレックの結婚話になぜかレズリーはいい返事をしない。国際銀行勤務ながら金遣いが荒く、無軌道な恋愛で仲間を心配させているジュールスは、ケビンを部屋に誘う。死亡記事ばかり書いている新米記者のケビンに寄り沿い、しなを作るジュールスにケビンはそっけない。「学校中で私に言い寄ってこなかったのはあなただけよ」 すっかりゲイだと思い込み、隣に住むゲイを紹介しようとするジュールスの元から逃げ帰るケビンはコールガールにもゲイ扱いされてしまう。「なぜゲイだと思うんだ?」「女と歩いているところを見たことがないもの」…。実はケビンはずっと一人の女性だけを胸中で想い続けており、そのため仲間にからかわれようが女性とは付き合ってこなかったのだ。
 その後、実はケビンが想い続けていたのがレズリーだと分かり、二人が寝ている所にアレックが訪れて三人の関係がギクシャクしたり、銀行をクビになったジュールスが自殺を図り、心配してみんなが集まった中で一番フラフラしていると思われたビリーが彼女を慰めて自殺を食い止めたり…。

 どのキャラクターが好きか?というのは各々意見があるが、本国アメリカではケビンとビリー、次いでジュールスに人気が集まっていた。私も7人の中では断然ケビンが好きだ。一途に相手を想う点ではカービーも同じだが、ストーカーまがいのカービーより、想いを胸の内にしまいこんで愛するレズリーの近くにいようとしたケビンの一途さに惹かれる。アレックの浮気がバレて婚約解消したレズリーがケビンの部屋に来た夜、初めて彼女に告白したケビンが「明日になれば忘れるさ…」と笑うと「もう明日よ」とレズリー。その言葉で堰をきったように今まで溜めてきた想いを込めてレズリーを抱き締める情熱的なケビンもグー!演じているアンドリュー・マッカーシー、むっちゃ好き

 一番のおすすめシーンはジュールスが自殺を図り、それをビリーが優しく諭す場面。浮気ばかりして奥さんに愛想を尽かされ、職も転々としてきたビリーだからこそ、ジュールスの苦悩も一番よく分かっていたのだろう。彼の言葉に見ている私も救われた気がする。
 この映画は若い方には勿論、大人の方にもぜひお薦めしたい青春映画の名作だ。記憶喪失がウリだったジョン・パーが歌って大ヒットした主題歌も懐かしい♪




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